先日、跡見学園女子大学へ「朗読コンテスト」の本選を観に行ってきました。
私も応募しましたが、予選落ちでした〜!
青少年部門で最優秀賞を受賞された女子高生が朗読した、山本有三の「真実一路」が、気になるクセなど全くない、それでいて人を惹きつける魅力にあふれた朗読で、素晴らしかったです。ぐいぐい引き込まれました。
たしか放送部に所属しているものの、朗読に挑戦したのは今回が初めてとおっしゃっていました。先生に指導してもらって、ただただ本が好きでここまできましたといったことをおっしっていました。
その気持ちがよく現れていました。
朗読をするとき、ついつい「どう読むか」を考えてしまって、聞き手の存在、伝えるという大事なことがどこかへ行ってしまいます。朗読教室で毎回、指摘されることのひとつです。彼女の朗読を見習いたいなと思いました。
これが正解というものはない朗読の世界。他の方々もベースがあられる上に個性があって参考になりました。
この「朗読コンテスト」は年に一度の開催で今年で三回目。
回を重ねるごとに応募が増えていて、今年は12歳から91歳まで、北海道から九州までの地域から応募があったそう。
そのうちの40パーセントが青少年部門の方々だったそうです。
朗読は比較的年齢が高い方が関心を寄せる分野かと思っていましたが、それは少し違うのかも知れませんね。